エストニア・タリン便り_2011.12.24


今年最後のブログになります。旧市街の中はクリスマスマーケットと冬場限定のスケートリンクができており、雪がないものの年暮れになったと感じます。

タリンから東に35キロほど行ったところの森から運ばれてきた24メートルのトウヒの木は、11月17日に旧市庁舎前広場に建てられました。

飾りつけも終わり、27日からのクリスマスマーケットの始まりを待っていたところ、24メートルのトウヒの木は、25日の夜中に強風のために倒れてしまいました。27日の夜にもまたもう一回倒れてしまい、現在の市政が悪いからだと冗談を言う人もいました。
 
 
2回とも倒れたのは夜中だったため、運よく誰も怪我がなかったのですが、今は4メートル短く切られて建っています。
 
 
ニュースをきいて心配していた娘もツリーが無事に立っているのをみて満足。マーケットでは毛糸のセーターや手袋、燻製ソーセージや前回お話したジンジャークッキーなどが売っています。
 
 
去年の暮れは隣の国の首都リガとのクリスマスツリー発祥の地に論争があったことを思い出しました。エストニアのニュースを日本語で紹介しているブログから引用すると、

 

「ラトビアの記録によれば,1510にリガの市庁舎広場に立てられたというクリスマスツリーは,現在のように1本の立木を切ってきて立てたものではなく,木を何本も積み重ねたピラミッド型のものだったらしい。商人たちは,このピラミッドをドライフラワー,果物,野菜,わら細工などで飾り付け,大晦日に火をつけて燃やしたという。

これに対し,エストニアの記録によると,タリンの市庁舎広場にクリスマスツリーが立てられたのは1441。当時の習慣では,町の商人たちと未婚の娘たちがその回りを踊る冬の祭りの場所の中心に置かれたもので,後日燃やされたという。

リガのNils Usakovs市長は,「このクリスマスツリー論争以外にはタリンとリガの間に意見の食い違いはなく,両市の関係は極めて友好的だ,と語ったと通信社AFPは伝えている」

さて、この2週間は毎日のように学校、幼稚園そして職場などでパーティーがありました。

 

 

去年の暮れは仕事の締め切りなどで時間切れになって出来なかった僕らの事務所のパーティーも、コンペの締め切りがうまく終わったために今年はちゃんと出来ました。午後2時からみんなで近所のレストラン・カフェSFÄÄR(スファール)にいってご飯を食べてきました。ここはレストランに服飾店が併設している面白くかつ雰囲気のいいところで、私のお気に入りの場所でもあります。クリスマスメニューからの選択肢としては、メインはラムのひき肉、カモのフィレー、もしくは白身魚からでした。

 

 
 
今回で今年最後のブログになります。2週間ほどお休みしてまた書きたいと思います。

 

それでは皆さんよいお年をお迎えください。

 

 

 


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