インテリアのお仕事をしている林野友紀さんにインタビューを行ないました。
土曜日の夕方、丸の内KITTE内にあるインターメディアテクに編集部メンバーが集まりました。インターメディアテクは2013年にオープンした、東京大学が収集してきた学術標本を一般に公開するミュージアムであり、今回のインタビュアーの林野友紀さんが勤める丹青社がインテリアを担当しています。古いものと新しいものが複雑にミックスされたミュージアムを一通り見学した後、林野さんがお出でになりました。再び解説をして頂きながらミュージアムを周り、その後インタビューをしました。
話は建築学科を選んだ動機や、学部時代の生活、旅行、大学院時代の話などを伺いました。今の私たちと同じように建築学棟にこもっていたことや、今は無い葉山での海の家のプロジェクトの話などを聞かせて頂きました。
奥列左から2番目が今回のインタビュアーの林野さん
その後、なぜインテリアに進もうと思ったのかということや、今まで誰も見たことの無い空間をどのように考え、作り上げていくのかということについて聞き、更にはお店のブランディングから始めて、イメージを固めたり、そのイメージにどのように器を作り上げていくのかなど、私たちの考える「インテリア」よりも実際の仕事は広い領域をもっていることに驚きました。
また建築とインテリアの関係において、インテリアが建築を更新し、建築の普遍性を保証するという話は現代の問題を反映していて、とても印象に残っています。
毎日触れている身近なものですが、知らない世界が広がっていたインテリアを切り口にした林野さんのインタビュー記事はただいま編集中です。どうぞお楽しみに。
林野さん、新しい視点のお話をどうもありがとうございました。
Y-GSA M1
曲 萌夏
インタビュー学生メンバー:浅井太一(M2)、的場愛美(M2)、田島亜莉沙(M1)、板谷優志(B4)、曲萌夏(M1)
写真:板谷優志