10月24日、浜松にて403architecture[dajiba]の彌田徹さん、辻琢磨さん、橋本健史さんにインタビューを行いました。
わたしたちは辻さんに協力して頂き、Y-GSAの藤原スタジオの課題として浜松での1週間のリサーチと平行しつつ、プロジェクトを見せて頂きました。
事務所は中心市街地の古くなったマンションの一室を改修しており、事務所兼住居として生活されていました。そしてプロジェクトは事務所から徒歩圏にいくつもあり、すぐに施主の顔をうかがえるような身近さがありました。
事務所と同じ建物のなかで、友人の家のリノベーションもしている
浜松は車社会であり、郊外に住み郊外の職場へ通う人が多いため、中心市街地に住む家族や若い人がほとんどいません。
そうした環境のなか403architecture[dajiba]は中心市街地に住む場所をつくることで、浜松の中心で起こっている問題に一番間近で向かいあっていくつもの活動を広げていて、フットワークの身軽な町医者のような存在でした。
徒歩圏に近接するプロジェクト
また、御好意により我々は立体駐車場の上のシェアハウスに泊めさせて頂きました。この宿も中心市街地の中にあり、わたしたちも町医者の眼を養えたかもしれません。
滞在していた立体駐車場、途中階には囲炉裏がある
この1週間をとおして、わたしたちも浜松の中心市街地から徐々に浜松全体まで、身体的に体感できました。
彌田さん、辻さん、橋本さん
長時間に渡る貴重なお時間と、興味深いお話をありがとうございました。
2014.11.3
寺田英史
インタビュー学生メンバー
寺田英史(M2)、浅井太一(M2)、田島亜莉沙(M1)、曲萌夏(M1)
写真:寺田英史