12月9日(金)、柳澤潤さんの事務所であるコンテンポラリーズにて、来年度の円錐会会報誌であるUnicorn Paperに掲載する鼎談企画を行いました。
今年の秋に円錐会主催で行われた建築見学ツアー&トークセッションは、「あたらしい公共のかたち」がテーマでした。今回の鼎談は、実際に公共建築に関わっている柳澤さんをはじめ、モデレーターの田井幹夫さんと、畝森泰行さん、針谷將史さん、大西麻貴さんに、ご自身の実作の紹介の後、前回のイベントに引き続き、「あたらしい公共」について議論していただきました。
「公共建築」は規模の大小、作られ方、運営のされ方など多義にわたり、民間の自発的なプロジェクトも含め、「公共」という言葉自体もさまざまな意味でつかわれます。今回の議論では、過去の公共施設や注目を浴びている現在進行中のプロジェクトに関わっている建築家の”生の”お話をたくさんお聞きすることができました。
実際に行政や市民の声を組み上げながら設計することの難しさと楽しさの両方を赤裸々に語っていただき、非常に内容の濃い議論となりました。今回の鼎談が記事になったUnicorn Paperの発行が楽しみです。
B4 萩尾凌
インタビュー学生メンバー
住田百合耶(M2)井原賢士(B4)鈴木菜摘(B4)塚本安優実(B4)萩尾凌(B4)
写真
佐野健太