6/7(水)、照明デザイナーの福多佳子さんのインタビューをY-GSAライブラリーで行いました。
福多さんは、横浜国立大学工学部卒業後、修士課程で環境工学を専攻され、1998年から現在まで中島龍興照明デザイン研究所にて照明設計を行いながら、2009年には博士号を取得されています。また、2009年から2012年までの間は、横浜国立大学で非常勤講師も務められました。
同じ建築分野でも照明という観点からお話を伺う機会はあまりなく、実際どのように設計を行うのだろう?何に重きを置いているのだろう?と様々な疑問を持ちながらインタビューに臨みました。
インタビューの冒頭から福多さんは「光があるから空間が見える、光によって空間をどう見せるのかを考えている」という言葉を何度も繰り返されていました。
福多さんの考える、「その場所がどうあるべきか、どのような環境になると居心地が良いのか」という空間的なアプローチは、建築設計を学ぶ私たちにとっても大変分かりやすく、とても刺激的なお話でした。
また、実務に携わりながら横浜国大で研究活動も行なっていた「二足のわらじ」の経験についてのお話は大変興味深く、研究と設計活動の相互の影響や実際の苦労話など伺うことができました。
当日は学部3年生に向けた授業を終えられた直後というスケジュールで私たちのインタビューに応じてくださいました。福多さん、お忙しい中貴重なお時間を頂きありがとうございました。
福多さんのインタビューは現在編集中です。ぜひご期待ください。
Y-GSA M2 栗原一樹
インタビュー学生メンバー
栗原一樹(M2)諸星佑香(M2)井原賢士(M1)鈴木里奈(M1)横尾周(M1)恩田福子(B4)中尾壮宏(B4)
写真:中尾壮宏(B4)