坂茂建築設計に15年勤務している菅井啓太さんにインタビューを行いました。
5月27日、編集部メンバーで世田谷にある坂茂建築設計にお邪魔し、15年勤務している所員の菅井啓太さんにインタビューをさせて頂きました。
学生からの質問に答える菅井さん
インタビューは、なぜ建築の道に進んだのかから始まり、学生時代をどのように過ごしたか、坂氏とどのように関わってきたかなど、ご自身の経験を語って頂いたり、学生ボランティアで関わった紙の教会についてや富士山世界遺産センタープロポーザル、大分県立美術館といった最新の坂事務所のプロジェクトについてもいくつかご紹介して頂きました。
学生時代から関わりのあった坂事務所に長年勤務をしている菅井さんならではの建築との向き合い方をお聞きすることができ、新しい発見が数多くありました。
中でも、「人が集まることは建築がどうであるかよりも強い」というご自身の経験から出たお言葉は私にとってとても強烈で印象に残っています。
坂茂事務所でのインタビュー風景
インタビュー後は、編集部メンバーで近くにある「羽根木の森」を見学。残念ながら中に入ることはできませんでしたが、木を一本も切らずに設計されたこの集合住宅はインタビューの中で話題にあがった「建築家の役割」と重なるところがあり、興味深く拝見させていただきました。
編集部では、ただいまinterview#028の更新に向け動いています。菅井さんへのインタビュー内容を凝縮した記事となりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
菅井さん、貴重なお時間ありがとうございました。
2014.06.05
住田百合耶
インタビュー学生メンバー:藤奏一郎(M2)、室橋亜衣(M2)、梯朔太郎(M1)、住田百合耶(B4)
写真:梯朔太郎